日本の外からこんばんは

台湾で生活している私「すぅでん」が、ブログを始めました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

スクーターで台湾旅行 四日目最終日(花蓮から台北)

9時半ごろゲストハウスを出発。スクーターに跨がりゲストハウスのオーナーに昨夜紹介された花蓮・豐田の碧蓮寺に向かう。花蓮駅から10分ちょっと離れると、周りはもう田園風景。

 

碧蓮寺に到着。不動明王薬師如来が祀られてます。ここは元々豐田神社という神社でした。なので鳥居や狛犬、石灯籠が残っています。

 

花蓮市街に戻り、有名なワンタン屋さん・液香扁食店で遅い朝食を頂く。ワンタン一杯65元。入口で精算を済ませ着席すると、すぐに店員さんがワンタンを持ってきてくれました。

お肉がたっぷり詰まったワンタンが10個ほど入っています。スープは台湾人好みのあっさりした味ですが、出汁が効いててとても美味しい。

 

ゲストハウスのオーナーに碧蓮寺に行ったことを連絡すると、新城天主堂という教会が太魯閣の入口近くにあり、そこにも日本の神社の跡が残っているとのこと。帰り道沿いなので寄っていくことに決定。

新城天主堂へ行く前に花蓮の海岸・七星潭へ。

台湾の東海岸は本当に美しい……。

 

七星潭を離れ北にスクーターを走らせ、新城天主堂に到着。ここも日本が台湾を統治していた時代は新城神社という神社でした。現在はカトリックの教会になってます。

天主教會と書かれた鳥居や、マリア様を守護する狛犬キリスト教神道のコラボ。こんなの世界中でここだけしかないんじゃないかな。

 

太魯閣大橋手前のバイク屋でエンジンオイルを交換。台湾では1,000キロごとに交換するよう推奨されています。日本だと3,000キロ毎とかですよね。台湾製スクーターの品質が悪いからかと思いきや、日本メーカーのスクーターでも1,000キロ毎で交換です。以前PGOというメーカーのスクーターに乗っていた時、日本が3,000キロ毎なら台湾でも同じくらいで大丈夫だろと1,000キロを大きく超えても交換をしないでいたら、嫌な異音が発生するように。すぐにバイク屋でオイルを交換して貰ったところ、バイク屋の親父から、オイルがかなり減ってるよ、もっと早く交換しないとダメだよと注意されてしまいました。でも日本と台湾でなぜこんなに違うのか不思議。エンジンオイルの品質? 同じ商品もあるし、そんなに変わらないはず。気候? 道路の環境?

 

太魯閣大橋を抜け、しばらくすると清水斷崖に到着します。

 

さらに蘇花公路を北に走らせると渋滞が発生しています。反対車線を走行する車を暫く見ていなかったので、反対車線を気をつけながら走り渋滞の先頭へ。バイクの集団が待機していました。なんでも工事をしており、終了する午後二時までは先に進めないとのこと。結局30分ほど待たされました。

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素晴らしい景色を眺めながら、スクーターを走らせます。

 

午後3時半頃、やっと海岸沿いの崖に作られた蘇花公路を抜ける。これは蘇澳新火車站の前にある巨大なコンクリート工場。

 

蘇花公路を抜けた後、台北と宜蘭を結ぶ北宜公路という山道で台北へ。ここはヘアピンカーブの連続でよく事故が発生しています。お化けもよく出るらしく、別名死亡公路と呼ばれています。しかし、ここから見る宜蘭の景色はなかなか魅力的。

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午後6時に帰宅。スタート時6804キロでしたので、4日で約950キロの移動でした。台中-花蓮の橫貫公路の走行はなかなかスリリングな体験でした。もう一度走ってみたいですね。

 

移動ルート

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