日本の外からこんばんは

台湾で生活している私「すぅでん」が、ブログを始めました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

スクーターで台湾旅行 三日目(台中から花蓮)

8時半頃目を覚まし、ホテルで軽い朝食を頂く。
台中のホテルmini west hotel 小西城旅店は宿泊費が激安なのに朝食付き。お粥、トーストとゆで卵を8時半から10時半まで提供しています。

荷物をまとめ、9時半頃チェックアウト。Google mapのナビに花蓮を設定し、台中を出発。

途中台湾の中心に位置する埔里に立ち寄る。ここは台湾で唯一海に面していない南投県の町。標高が700メートルあり結構涼しいです。

埔里を過ぎてしばらくするとケンタッキーフライドチキンそっくりのお店・KLGを発見。


なんというかショボい。建物はプレハブで、店の横で洗濯物を干しているし……。こんなお店ですが一応チェーン店と思われます。宜蘭あたりで同じ店を見たことがあるので。

11時半くらいに霧社に到着。ここは映画「セデック・バレ」の舞台になった場所です。台湾の原住民と日本人の戦いを描いた作品ですね。2011年の作品で、台湾で大ヒットしました。1部と2部に分かれていて合計280分ほどある大作映画です。



清境農場を通過。ここは標高1700メートルにある観光農園

ここら辺りは真夏でも涼しくて快適。雰囲気はスイスみたい。
景色は綺麗、空気は美味しい、天気も快晴。本当に良い日だ。なんてここら辺りまでは思ってたんですよ。

清境農場を通過してしばらくすると急に肌寒くなってきました。

太魯閣國家公園の入り口に到着。ここら辺は肌寒いを通り越して寒い……。

昆陽。標高なんと3070メートル。どうりで寒いはずだ。

スクーターを飛ばしてさらに高地へ。ここは嶺武、標高3275メートル。スクーターで走ってると震えてくる。



嶺武で写真を撮っていると、雨が降ってきました。急いでレインコートを羽織り先を急ぎます。スクーターのエンジンを掛けると、メーターの上のランプが点滅。明らかにスクーターの異常を知らせるためのもの。こんな場所でトラブルが発生したら生死に関わります。本当にビビりました。

エンジンは問題なく掛かるので、スクーターを走らせます。

霧が発生。携帯も圏外に……。雨も強くなってた。交通量も嶺武を過ぎると極端に減ります。


むちゃくちゃ心細い。

途中霧が濃くなり、2,3メートル先も満足に見られない状態に。横の白線や中央線を頼りに進みました。
昼間なのに薄暗く、震えるくらい寒い。雨もあり非常に危険です。
道幅も狭い、車両1つ分しか無い道路ばかり。
最も怖かったのがトンネル。いくつか通過したのですが、中は真っ暗、濃い霧もたちこめ、ライトを付けていても3メートル先が見えません。もちろん道幅は1車両分。トンネルの中で車がはち合わせしたら、どうするんでしょう。長いトンネルは抜けるのに3分くらいは走ってましたので結構距離ありそうなんですけどね。

がけ崩れの跡。こんなのに遭遇したら間違いなく死んじゃう。

嶺武から異世界のような場所を走らせ1時間半。急に雨が止み、視界が開けると、そこには素晴らしい風景が。寒さも大分やわらいできました。



携帯の電波も入るようになりホッとした途端。落石の跡。道の真ん中あたりにあったので今日落ちたものだと思われます。実は太魯閣では毎年何人も落石に直撃して亡くなってます。やっぱり怖い。

午後4時頃、普渡橋に到達。観光客がたくさん。やっと花蓮だ。

東西橫貫公路の入り口(出口)。こんな道を良く作ったよ。本当に凄い。約200キロ、崖や山を刳り抜いて作ってるんだから。

ここまで来たらゲストハウスまであと一息。

ゲストハウスに到着。写真はありません。スクーターのことが気がかりでそれどころじゃなかったんですよね。
チェックイン後、荷物を置き、すぐに花蓮のバイク屋へ。

検査の結果は特に異常なし。あの点滅はなんだったんだ。点滅しないように設定してもらいホテルに帰り、シャワーを浴びました。

夜はゲストハウスのスタッフと一緒に花蓮の夜市へ。ここの夜市は凄く大きい。

昨日のリベンジで同じ貝の小吃を買う。たぶん昨日と同じでホタテ


ホタテの貝殻の上に貝のグラタンが載った小吃です。初めて食べましたがなかなか美味しい。1つ60元、2つで100元。

そして麻辣臭豆腐に挑戦。揚げた臭豆腐は臭いがないのでよく食べますが、揚げてないのは初めて。


僕は麻辣のスープが好きなので美味しいと思ったのですが、一緒に行った台湾人のスタッフ曰く、豆腐のQQ感(弾力)が足りないのでイマイチだそうです。

夜市の入口に台湾原住民の巨大な像。これは花蓮に沢山住んでいる阿美族アミ族)だと思います。夜市では阿美族ニコンサートも開かれてました。

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その後、すごい行列ができていた台南名物の棺材板をゲストハウスのスタッフが購入。
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皆でゲストハウスに戻り、夜市で買った小吃を肴に飲み会開始。といってもお酒を飲んだのは僕だけ、他の人は街のドリンクスタンドで買って飲料でしたが。

12時ごろまで話しが盛り上がり、本当に楽しい時間を過ごせました。
ちなみに泊まったゲストハウスはオーバー ヘッド ホステル。じゃらんの500円引きクーポンを利用し1,031円でした。
オーナーもスタッフもとても親切。駅からも歩いてすぐです。

移動ルート
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