日本の外からこんばんは

台湾で生活している私「すぅでん」が、ブログを始めました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

日本人が知らないかもしれない台湾の観光地 老梅石槽(老梅綠石槽)

最近「日本人が知らない台湾の穴場観光スポット20選」という記事を読みました。

旅行口コミサイトの「TripAdvisor」が外国人旅行者の評価を元にランキング化した「日本人がまだ知らないかもしれない台湾 2014」を元ネタにした記事のようです。
要するに、このランキングは日本人以外に評価が高い台湾の観光地ベスト20ということですね。

dime.jp

■「日本人がまだ知らないかもしれない台湾2014 」トップ20
1位 太魯閣国立公園(花蓮)
2位 合歓山国家森林遊楽区(南投)
3位 象山自然歩道(台北)
4位 駁二芸術特区(高雄
5位 国立海洋生物博物館(屏東)
6位 仏光山仏陀紀念館(高雄
7位 猫空ロープウェイ(台北)
8位 中正記念堂(台北)
9位 龍山寺(台北)
10位 逢甲夜市(台中)
11位 阿里山(嘉義)
12位 七星潭ビーチ(花蓮)
13位 饒河街観光夜市(台北)
14位 陽明山(台北)
15位 九フン(新北)
16位 野柳風景区(新北)
17位 台北101(台北)
18位 国立故宮博物院(台北)
19位 淡水区(新北)
20位 台北動物園(台北)

私は4位 駁二芸術特区(高雄)、5位 国立海洋生物博物館(屏東)と6位 仏光山仏陀紀念館(高雄)へは行ったことはありませんが、それ以外は全て行ったことがあります。

実はここに掲載されていないが、ぜひ皆さんに行ってもらいたい観光地があるんですよ。

ということで、今日はほとんどの日本人が知らない(行ったことない)が、素晴らしい観光地を紹介したいと思います。

老梅石槽(老梅綠石槽)

ここは3月中旬から5月上旬前(4月上旬がベストシーズン)と季節が限られますが、とても美しい海岸の風景を見ることができます。
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海藻に覆われ、緑色に染まった特徴的な形をした海岸の岩。
これらは台北北部にある大屯火山が噴火した際に噴出したマグマがここに辿り着き、海水によって急激に冷やされ固まり、長い年月をかけ柔らかい部分が波によって削られ、このような特殊な形になりました。
明け方、夕暮れ時の優しい光に包まれた老梅石槽はこの写真よりも幻想的ですよ。

ちなみにこの写真は2015年4月4日にiPhone6で撮影したもので、一切画像の加工をしていません。

ここを訪れる際には、必ず石門地区の潮位の予測時間を下記のサイトで調べましょう。
満潮時には石槽が海水に沈んでしまうため、美しい海岸風景を見ることができません。
www.cwb.gov.tw

老梅石槽の近くで食事をするなら、近くの富基漁港がお薦めです。
市場で好きな魚を選び、隣接するお店で調理してもらうスタイル。
漁港の魚市場で売られている魚ですから鮮度は間違いありません。
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行き方

台湾の最北端・富貴角燈塔にほど近い老梅石槽は、台北市内から公共交通機関を使用して行く場合、淡水経由か基隆経由で行く必要があります。
淡水経由で行く場合はMRT淡水線・淡水駅で降り、右手にあるバス停から862、863か892のバスに乗車し、「老梅」で下車。
淡水から老梅までの乗車時間は50分ほど、老梅バスから老梅石槽までは4分ほどです。
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基隆経由で行く場合はバスか台湾鉄道に乗り基隆で下車、862番バスに乗車し、「老梅」で降ります。
(台北-基隆間の移動は國光客運でのバス移動がお薦め、30分ほどで到着します)
基隆から老梅へ行くバスの乗車時間はおよそ80分。
基隆のバス停の場所ですが、現在は暫定的に「仁祥診所」という病院の前になっているようです。
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老梅石槽に行く際は、ついでに淡水や野柳、基隆などに寄っていくのがお薦め。
台北-基隆-野柳-老梅石槽-淡水-台北を巡る台北北部周遊旅行はきっと良い思い出になると思いますよ。