いま台湾で最も予約の取れない寿司屋はなんとあの店だった
台湾でいま一番予約が取れない寿司屋ってどこだと思いますか?
今年初めのこちらのニュース「全台十大超難訂位餐廳」(全台湾10大超予約困難レストラン)によると……。
dailyview.tw
なんと第七位に日本の回転寿司屋「くら寿司」がランクイン。
それより上位に寿司店はないので、「くら寿司」がなんと台湾で最も予約の取れないお寿司屋さんということになります。
あの「くら寿司」がなぜ? 不思議ですよね。
台北に「くら寿司」が正式にオープンしたのは一昨年の12月30日。
それから1年半以上経ちましたが、未だに人気は衰えていません。
現在でも土日は予約可能な2週間先まですぐに埋まり、
平日も予約できる時間帯は14~16時しか残っていなかったり。
ただの回転寿司がなぜこんなに人気があるの!?
今日はたまたま予約が取れたので、友人と二人で食べに行ってきました。
場所はMRT松江南京駅8番出口から徒歩1分。
1階はウェイティングスペースになっており、地下1階が店舗です。
この液晶画面に自分の予約番号が表示されたら、地下に降りていくわけですね。
それまでは無料のお茶を飲みながらベンチに座り、のんびり。
予約した時間前に店内アナウンスで予約番号を呼ばれたので下に降りていきます。
店員さんに予約画面を見せると、レジ近くに並ぶよう指示されました。
しかし、そこからの待ち時間が結構長い。
初めてきたお客さんのためにお皿の取り方などシステムの説明がされ、その後席が空くまでしばらく待たされました。
そういえばオープン当初にもこの店に来たんですが、その時も結構待たされた思い出が。
結局席に着けたのは予約時間の30分後
予約をしているんだから、もうちょっとなんとかして欲しいですね。
さて肝心のお寿司はどうでしょう。
これはマグロの厚さにムラがあり、一部穴が空いていて、そこからお米が見えてる。
鮮度もいまいち。
この甘エビも不格好。箸で持とうとすると簡単にネタが落ちてしまいました。
シェリとネタを一緒に食べるのは難しく、結局別々に食べることに。
タコは2つのネタの大きさが全然違う。
日式醬油膏? 日本では醬油膏を使わないよ。
甘くて粘度の高い醤油風のこの調味料をサーモンにつけて食べたら絶望的に合いませんでした。
全体的に突っ込みどころ満載。
オープン当初に来た時の方が良かったような気が……。
まぁでも海外で食べる寿司、しかも一皿40元(約130円)ですからね。
これはこれでありなのかもしれません。
でもなぜこの店がこんなに人気があるのかは理解できない。
ちなみに台湾には爭鮮という回転寿司チェーンがあり、回転寿司が珍しいというわけではないです。
そうそう来月、台北に「はま寿司」がオープンします。
こちらもしばらくは人気になるんでしょうね。